夏場の冷房病について

冷房病(クーラー病)とは、冷房の使用によって体調を崩した状態を指します。冷房の効いている場所と効いていない場所を頻繁に往復したり、冷房が強すぎる環境で長時間過ごしたりすると、体が室内外の温度変化に対応しきれずにさまざまな不調が現れてしまいます。

  • 頭痛、倦怠感、肩こり
  • 足腰の冷え、だるさ、食欲不振、神経痛、下痢、不眠
  • 鼻水・咳・のどの粘膜の乾燥による免疫力の低下、風邪のような体調不良
  • 発熱、吐き気、悪寒、鼻炎、脳貧血、喉の痛み、発汗、腹痛、眠気、めまい、足のだるさ
    などが挙げられます。

冷房病の原因としては、冷房によって血管を収縮・拡張させたりして体調調節を行うシステムが乱れることが考えられています。また、エアコンの使用により空気が乾燥すると、鼻水・咳・のどの粘膜が乾燥し、免疫力が低下することもあります。

この冷房病はマッサージなどで血液循環を良くすることで症状の改善が見込めます。
また自律神経のバランスが崩れることで起こるため、鍼灸治療も適しています。
早期の治療が症状を長引かせないために重要ですのでお早めにご相談ください。